『半端ないって』の大迫勇也、サッカー日本代表に復帰。結果を残せるか? [サッカー]
「大迫半端ないって」で有名な鹿島アントラーズの9番、大迫勇也がサッカー日本代表のグアテマラ戦(9月6日長居スタジアム)、ガーナ戦(9月10日日産スタジアム)の日本代表に選出された。
東アジアカップ以来の復帰となる。
大迫勇也は東アジアカップの第2戦、オーストラリア戦で2得点を決めたいわずとしれた若手の実力者だ。
高校時代に全国高等学校サッカー選手権にて10得点10アシスト。超高校級選手として鳴り物入りで鹿島アントラーズに入団。鹿島でも頭角を現し2年目から鹿島アントラーズの9番を背負う。
高校選手権のベストフォーで滝川第二とあたり勝利。相手チームのキャプテンの「大迫、半端ないって、もーあいつ半端ないって、、」と泣きながら叫ぶシーンが有名だ。
先日のオーストラリア戦では2得点をあげるとツイッター上で「大迫さん半端ない」のツイートが連発された。
高校時代から将来有望な選手であったことから、インターネット上でも話題は多い。
最近ではシャルケに移籍するのでは?とか、彼女はAKBの柏木由紀(同じ鹿児島出身らしい)では?、、とかとか噂も多い。
個人的にも若手のなかでは好きな選手の一人だ。なんというかプレースタイルが好きだな。182センチあるが細身であまりヘディングは得意でなかったりするが、相手選手との間の取り方とか、意表を突くパスを出せたりとか。バリバリのフォワードなんだけど、プレイスタイルはオールラウンダーの匂いがするのがとても良い。
周りを良く見ているから、逆にノールックからのパスなんかもうまく出せたりして、そういうシーンはかなりしびれる。私は基本的にパサーが好きではあるのだが、大迫勇也はパサー的要素とフィニッシャー的要素が両立している感じがするのだ。
そして何よりも、負けず嫌いなところが好きだ。
現浦和レッズの興梠慎三が鹿島アントラーズにいた頃はツートップでいい感じに仲間でありながらライバルという感じで、良い相乗効果を生んでいたと思う。
ロンドンオリンピックの時にまさかの代表落ちをしたことも、相当悔しかったと思うがそれが逆に今良い方向に生きているのではないかとさえ思ってしまう。
思えば、今回大迫といっしょに代表復帰を果たしたメンバーに横浜Fマリノスの斎藤学がいるが、思えばロンドンオリンピックの攻撃陣でいま日本代表に呼ばれているのは斎藤学くらいではないか。 (あっ、あと清武がいるか。。)
逆にロンドンで関塚監督に呼ばれなかった大迫勇也は悔しさをバネにロンドンで活躍した大津、東、永井、宇佐美、杉本、といったライバルたちを差し置いて日本代表に呼ばれるようになっている。
関塚監督は川崎フロンターレ時代から尊敬しているので大迫勇也を呼ばなかったことにそれなりの理由があるのだろうと思うが、いまの大迫勇也と大津、東、永井、宇佐美、杉本を比較したときにどうだろうか。それぞれ特徴が違うので単純比較はできないが、総合的評価としては大迫勇也が一歩抜けていると思うのだ。
大迫勇也こそがJリーグにしっかりと足をつけて自己を磨き、着実に実力をつけてきた選手なのだのだ。
なんといっても23歳という若さは魅力だし、今後も代表に定着するように、グアテマラ戦、ガーナ選ではなんとしても結果を残して欲しい!
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